みんな!僕たち人間の本質を思い出して野生に戻りましょう!
スタバと自転車
「スタバと自転車」
この2つは僕にとって切っても切り離せない関係であり、どちらも僕の必需品とも言えます。
唐突に何を言ってるんですか?と思われるかもしれないので、僕が人生のテーマとして大切にしていることを紹介して、冒頭の「スタバと自転車」についてより詳しく話していきたいと思います。
僕が人生のテーマとして大切にしていること、それは止まらないこと、すなわち行動すること、もっと言うと運動することです。
「GO WILD 野生の体を取り戻せ! 」というタイトルの本が数年前に出版されて、僕も猛読しましたが、こういった類の本、すなわち運動することや自然の中での生活を推奨する本が2010年代に入ってからよく本屋で見るようになったのではないでしょうか?
例えば、僕が購読した書籍で面白かったのは
「NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる―最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方」
の3冊です。
他にも、サバイバルと言った観点から言うと、キャンプやブッシュクラフトに関する書籍、あるいはTV番組で言うと小島よしおさんが出演している「無人島脱出」なんかは自然の中で生き抜く知識や技術を楽しく学ぶことができたりしますよね。
要は、これらの現代のサバイブルブームたるものはざっくり言うと、「みんな!僕たち人間の本質を思い出して野生に戻りましょう!」
僕たちの遠い祖先は森の中で、山の中で、海の近くで獲物を追っかけていたじゃないですか!狩りをしてたじゃないですか!そんな生活を思い出して、もっと野生的に生きてみましょう!そうすれば今よりもっと心も体も豊かになりますよ!
ざっくり言うとこんな感じだと思います。
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僕はまさにこんな内容の本に興味をそそられて、書店でこういった類の本を手に取ってしまう一人なんですが、、、
便利なものって野生的じゃないんです
現代社会において、これらの本が売れていく背景にはおそらく、現代社会の有する「便利さ」があると思います。
特に、日本や他の米欧州などの先進国では格差はどの国にもあるにせよ、「便利さゆえに生じるジレンマ」みたいなものがあるんじゃないかと思います。
僕も間違いなく便利さの中に埋もれそうな自分をなんとか奮い立たせようと奮闘する一人と自負していますが、、、
それでは「便利さとは一体何なのか?
僕にとってそのうちの代表的なものは電車です。
特に、東京に住んでいれば、山手線や地下鉄が針を巡らせるように走っていて、どこに行くにも不便しませんよね。
この便利さって、最高なんです。病みつきなんです。楽なんです。
けど、ダメなんです。便利なものって、野生的じゃないんです。
僕はこの電車を使うってことを極力減らし、自転車で移動することを生活に取り入れました。まさに、僕の中で一つの野生を取り戻したんですね。
カッコよく言うと、自転車に乗る行為というのはかつての乗馬に近い行為なんじゃないかと思います。
自転車に跨って、都内を散策してみるとそれだけでなんだかテンションが上がりました。
それまではどこにいくにも電車に頼っていたので、逆に、自転車を使うことで都内の道も覚えることができたし、なんにしても人混みの雑踏を避けつつ、行きたいところに移動できるっていうのは本当に魅力的に感じました。
まさに都会の中に野生を感じることができる一つのアイテムだと思います。
自転車で伊豆大島1周して感じたもの
僕の自転車ライフはここからスタートして、さらに進化していきます。
都内を回ることだけでは満足できず、今度は島を回ってみようと、伊豆大島に自転車を持っていきました。
伊豆大島は1周50Kmくらいあって、尚且つアップダウンがかなり激しいので、登りは地獄、下りは恐怖といったように、簡単な旅ではなかったと思いますが、めちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。
中でも思い出に残ってるのは「筆岩」というスポットがあって、その岩を眺めながら、波音にかき消されまいと、トータス松本の「夢ならさめないで」を熱唱していていた自分です。
当時、好きな女の子にフラれた反動で始めた旅でもあったので、あの景色は今でも鮮明に覚えています。
そこから僕は自転車の旅に病みつきになってしまい、なぜ、ただ自転車をこぐだけのこの行為がこんなにも楽しいのかと考えました。
僕がたどり着いた答えは、
「何かに向かっているからだ」
何かに向かってること、それ自体がこの楽しさの理由なんじゃないかと結論づけたんです。
そこから僕は次に目指す場所を決めました。
伊豆大島を1周したんだから今度は日本1周しようと。
今度は日本1周じゃ
そこからまずは東京から九州を目指すことにしました。
結論から言います。
この度は姫路で終了しました。
飽きちゃったんです。
話がだいぶ脱線してしましたが、僕は九州を目指す最中、僕は道中修正しながら中間目標地点を決めて、その目標地点となる駅の近くの路上でスリーピングを広げて野宿していました。まさにホームレスってやつです。
若さ故にできる若気の至りってやつですね。
そしてこの旅を通じて僕が気づいたことは3つありました。
①「人ってこんなに長時間動き続けられるんだ」という衝撃
②お尻が痛い。
③脳が進化してる。
「人ってこんなに長時間動き続けられるんだ」という衝撃
まさに、一日中自転車をこいで走っているので、まさに実験用のマウスみたいですよね。
途中途中でご飯屋さんやコンビニに立ち寄ってエネルギー補給をしながら走りましたが、こんなにも長時間体は動くもんだと、我ながら感心しました。
お尻が痛い
そして、お尻が痛い。流石に痛過ぎたので、道中見かけた自転車屋さんでお尻カバーを購入しました。
きっとこれがないとお尻、腫れておたふくみたいになってたかもしれません。名古屋手前100Km付近ではお尻カバーしててもお尻痛くて、歩道の所々にある段差から受ける衝撃で毎度呻き声を上げながら進んでいました。
脳が進化してる
脳が進化してる。
これは、思考が冴え渡るって感じでしょうか。
僕は、その当時から、日々気づいたこと、自分の目標、本やテレビから得た学びなどノートに書き記す習慣を作っていました。
九州を目指したこの時も中間目標地点にたどり着くと、ご飯を食べて、一杯ビールを体に流し込んでいたのですが、この時に、自分の思いをこのノートにひたすら書くということをしていました。
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そして自分でも驚いたんですが、この時の書く量と思考のスピードが自分でもびっくりするくらい半端なかったというか、書いても書いても溢れるように書きたいことが頭に湧き出てくるんですよね。
これは僕の中で大きな発見だったと思います。
つまり、日中ずっと体を動かしていると、こんなにも脳は冴え渡って、いろんな思考が駆け巡るんだと。
これはすなわち、「GO WILD 野生の体を取り戻せ! 」が言わんとしている、野生を取り戻したからこそ得られた副産物であり、人間の元来有している野生的な能力なんだと思います。
苦しくも自転車の旅は姫路でピリオドを迎えてしまいましたが、まだまだ人生道半ばなのでこれから自転車と共に旅を続けて、いろんな景色を見たいと思いますし、それらの旅を通じて新たな自分を発見したいなって思っています。
アイデアが浮かんでくるスタバ一人時間
はい!自転車について大分文章を割いて話してきましたが、忘れてないですか?
「スタバと自転車」のうちの自転車については分かったけど、、、
じゃあ、「スタバ」は?
大丈夫です。忘れてないです。
九州を目指した旅から数年経った今、僕はなんともビールが飲めなくなってしまいました。
小麦とアルコールが体質的に苦手みたいです。
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歳を重ねるにつれて、少しずつ嗜好も変わっていくと思いますが、僕も色々と試行錯誤を繰り返して、当時の若かりし頃愛飲していたビールに代わり得る飲み物として辿り着いたのが、スタバの「抹茶TeaLate」だったんです。
かつての僕は、とにかく走って体を動かして、ビールでそれを流し込んで脳がフル回転させていたのですが、今ではそれをスタバの「抹茶TeaLate」でやってるって感じです。
その以前はコーヒーや紅茶の時期もあったのですが、カフェインも体質的に合わないみたいで、コーヒーよりも少しカフェイン弱めで美味しい「抹茶TeaLate」にしてみました。
ということで、今の週末のルーティーンは朝起きて出かける準備をして、都内のスタバを目指して10Km〜15Kmくらい自転車を走らせてから「抹茶TeaLate」を飲む。そこで思いついたアイデアをひたすら書いたりまとめたりしています。
ちなみに自転車の旅の後に僕が試みたのは、歩くことでした。なんだか順序が逆のような気がしますが、、
その話はまた別の機会にしたいと思います。
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