「食べないこと」の大切さを思い知る
年末年始、皆さんはどんな過ごし方をされましたか?
僕はいつものように千葉の実家に帰省して、家族とのんびり年越しを迎えました。ちなみに僕の家族は大晦日にUNOで少額賭けながら紅白歌合戦を見るのが恒例となっています。
今年も恒例行事に倣(なら)ってUNOに興じていたわけですが、2024年の幕開けは改めて「食べないこと」の大切さに気づかされて始まりました。
僕は体質的に小麦が苦手です。
なので、普段どうしようもない場合を除いて極力食べないようにしています。
そして、2024年を迎えて早くも試練が訪れます。1月1日の実家の夕食がカレーだったんです。
僕はもちろんカレーが好きです。カレーが美味しいことは十分知ってるし、食べたい気持ちは人並みにもってます。もう少し言うと、甘口よりも中辛の方が好きです。
けれども、僕はこれまで何度も、カレーを食べたときの幸福感よりもカレーを食べた後の絶望感にノックアウトされてきた過去があります。
カレーによって僕が食らうダメージは主に2つです。
1つはお腹が緩くなる。
もう1つはテンションが下がる。
僕はこのダブルパンチに常々苦しめられてきました。
お腹が緩くなる
ご存知の通り、カレーのルーの素は小麦からできています。
僕が小麦を摂らない理由は、小麦を摂ると、お腹が緩くなるのに加えて、思考が明らかに停止してしまうからです。それは小麦に含まれるグルテンというタンパク質によって引き起こされる腸の炎症が原因の一つとして考えられます。
腸は密接に脳と関連しているので腸の不調は脳の不調に直結してしまうんです。グルテンの耐性がある人は、小麦を食べることに対してなんら抵抗はないと思いますが、僕は体質的にグルテンに対する耐性を有していないんです。
テンションが下がる
さらに言うと、白米も普段は一切食べません。
精製された白米は白砂糖と同じように、血糖値を急激に上昇させます。そして、急激に上昇した血糖値を調整するために、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されて、今度は逆に血糖値が急激に下がります。
急激に血糖値が下がると気分も同時に下がります。加えて血糖値の乱高下は体にとってすごく負荷がかかるみたいです。
これら2つの理由からカレーは僕が普段から食べないように心がけている食事の一つとして常に最上位にランクインしています。
しかし、やってしまったんです。この日はあろうことか。食べてしまったんです。しかもお代わりまでしてしまいました。
母親がせっかく作ってくれた晩ご飯ということもあったんですが、年末年始だからといって、調子に乗ってしまいました。
最近体調管理もちゃんとしてるし、1食くらい食べても大丈夫だろうと。しかも今日は日中に18Km走ってちゃんと運動してカロリーも消費してるから食べても全然問題ないだろうと。
しかし、結果は惨敗でした。考えが甘かったんです。
結果どうなったかというと、いつも通り、僕のテンションはガタ落ちしました。
せっかくの家族で過ごす貴重な時間なのに、カレーを食べた後の2時間くらいはダメージを喰らい続けました。酵素と乳酸のサプリを飲んだのでお腹の方は大丈夫でしたが、気分の落ち込みは避けられませんでした。
僕のおすすめ3選
年始に起こってしまったこのカレー事件のおかげで僕は改めて、
「食べないこと」の大切さを痛感しました。それと同時に食事について学び直すいいきっかけとなり、改めて以下の3冊を読み返しましたので簡単な紹介文とともに載せておきたいと思います。
①「脳がよみがえる断食力(著:山田豊文)」
断食を語る上で欠かせない成分の一つとして挙げられるのが脂質です。体を構成する細胞には細胞膜があり、この細胞膜は酸素や栄養素の配給に加え、老廃物を排泄するなどの機能を果たしています。その細胞膜の成分は脂質であり、この脂質を一番多く使っている臓器が脳なんです。
断食は内臓機能を修復し、解毒力を劇的に向上させます。それにより細胞膜に溜まった余分な脂質を取り除き、その結果、脳が冴え渡る、記憶力や動体視力が向上する、さらに体が軽くなり疲れにくくなるなどの効果を得られることができます。
著書では断食のメリットと方法について詳述しています。
②「超人の作り方〜ミトコンドリアの秘密(著:竹下雄真)」
ミトコンドリアとは生命の発電所のようなもので、体の中に元気でたくさんのミトコンドリアを持つことが超人には欠かせないことを本著は教えてくれます。
特に、ミトコンドリアは生命の危機を感じると活性化するため、低酸素化でのトレーニングを推奨しています。一般的に有名なのが高地トレーニングですね。
さらに本著ではミトコンドリアの魅力についても詳述しています。
③「体が生まれ変わるケトン体(著:白澤卓二)」
ケトン体は本来の人間の持つ脳力を最大限発揮させてくれるめちゃくちゃ重要な要素です。
人間はブドウ糖とケトン体によってエネルギーを生み出すのですが、このケトン体はブドウ糖よりもエネルギー効率がよくさらに脳を活性化するため、いかにケトン体を使う体にシフトするかが重要となります。
大切なことは2つ、糖質を控えることとココナッツオイルまたはココナッツミルクを適度に摂ることです。
本著はケトン体の効果とその作り方について詳述しています。
これらの3冊は、脳力を最大限発揮したい人、アスリート並みに持久力の向上を図りたい人、毎日フル稼働で仕事もプライベートもフル稼働で行動し続けたい人にとってこれら3冊はめちゃくちゃお勧めできます!!!
ケトン体エネルギーの魅力
3冊読み返して僕が特に、勉強になったのはケトン体の効果についてです。ケトン体をエネルギー源とするためには炭水化物を控えることが欠かせません。
普段、なるべく炭水化物を食べ過ぎないように気をつけてはいるいるものの、どうしてもストレスがかかると糖質を多く含むパンやご飯を食べ過ぎてしまいます。
これらはいっときの幸福感を脳に与えてくれるんですが、その効果は持続しません。
一方、炭水化物を控えることで、ケトン体によるエネルギー産生にシフトすることができれば、疲れにくい体、脳の活性化など本当に劇的な変化を期待できます。
実際、年明けのカレー事件の後に改めて食事の摂り方を見直して実感しました。
2024年はケトン体とともに前進できるように頑張りたいなと思います。
https://dokonardo.com/heath-cara-anoxic/
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