新島トライアスロンでの大発見「息継ぎの極意」

トライアスロン

2024年5月18日、ついにここ数年の大きな目標の一つだった

「トライアスロン」に挑戦しました!!!

舞台は東京のサウスアイランド、新島です!!

「新島トライアスロン」での僕の結果は以下の通りです。

・50位/180人

・総合タイム:2時間50分

・スイム10km:34分

・バイク40Km:1時間30分

・ラン10Km:45分

初参加にしてはなかなか良い結果ではないでしょうか?

僕の強みは圧倒的にランでした!ランに限って順位は全体の10位以内でした。

逆に弱みはスイムでした(全体の100位くらい)。

参加した感想は一言で、

「めちゃくちゃ楽しかったです!!」

「新島ありがとう!!大会運営者の方々に感謝します!!」

そして出会えたすべての人たちに対して、「ありがとう!!」とお伝えしたいです!

一緒にレースを走った皆さん本当にお疲れ様でした!!

新島トライアスロンの醍醐味はあげればキリがないですが、僕は2つをあげます!!

新島トライアスロンの2つの醍醐味

1 海が綺麗(ビューティフルシー)

2 出会い(大会後の立食パーティー)

です!

海が綺麗(ビューティフルシー)

透き通っていて安心

新島の海は、めちゃくちゃ綺麗です!グリーンで透き通ってます!

トライアスロンが初心者で泳ぎが苦手だったり泳ぎにあまり自信がないという人にとってはとてもありがたい環境だと思います。

実際、僕もそうでした。

泳ぎがあまり得意ではなく、海で泳いだ経験が圧倒的に少なかった僕にとって、

海が透き通っていて水中でも少し前が見えることが不安を和らげてくれました!

海中はプールのようにレーン表示があるわけではないので、まっすぐ進むことがそもそも難しいんですね。

さらに、波があるので息継ぎも簡単ではありません。

ましてやレース参加者も多数いるので泳ぎながら、体がぶつかることも多々あります。

つまり、プールと海の環境は完全に別物ということです!!

ということで、透き通っていて海中でも前が見えることは、特に、トライアスロン初心者の僕みたいな人にとってはとてもありがたいということなんです。

僕は、そもそもトライアスロン初心者なので、海の透明度がどれだけレースに影響するかについては大会前は考えもしなかったのですが、

大会終了後に催されたパーティーで知り合ったおじさんからこのことを聞いて、なるほどなと納得しました。

初心者として謙虚に情報収集することはとても大切ですね。

必須アイテム「ウェットスーツ」

スイムに必要なアイテムは皆さんご存知でしょうか?

そう!「ウェットスーツ」です。

ちなみに、新島トライアスロンはウェットスーツの着用義務はありません。

しかし、この時期の水温は19℃〜22℃くらい、着用義務はありませんが、大会参加者のほとんどの方はウェットスーツを着用していました。

そして愚かにも僕はサーフィン用のウェットスーツで大会に臨みました。

これはなかなかのチャレンジだったと思います。

なぜならサーフィン用のウェットスーツは泳ぎやすさを追求して作られていないため、どうしても体の動きが制限されて、動きずらいんです。

これは僕の失敗でした。準備不足です。

このことは、大会前の竹芝〜新島行きの客船で知り合ったおじさんから教えてもらったので、もう時はすでに遅し、僕はサーフィン用のウェットスーツで大会に臨むしかありませんでした。

選択肢として、トライウェアのみで海に飛び込むということだったのですが、そもそも寒いのが苦手な僕には冷たい海にトライウェアひとつで入る勇気がありませんでした。

大会後のパーティーで知り合った20代のお兄さんは、ウェットスーツを着用せず、トライウェア一つで全然平気だったと言っていましたが、彼は僕からしたらとても強者だと思います。

なのでこれからトライアスロンの大会に参加する皆さんにはぜひ、トライウェアと合わせて、ウェットスーツの準備をお勧めします。

息継ぎのコツ〜僕の中の大発見

海で泳ぐこと難しさの一つに「息継ぎ」が挙げられると思います。

今回、スタートからしばらくは海に慣れる時間ということもあって、500mくらいまで正直思うような泳ぎができず、5年前の熱海アクアスロン大会の二の舞に会うのではないかと絶望を感じていました。

というのも、息継ぎがうまくできないんです。

波が息継ぎを邪魔して、全然思うような泳ぎができずに平泳ぎでなんとか冷静さを保つようにしました。

5年前の僕は結局この息継ぎに苦しみ、クロールで泳ぎ切ることができなかったため、

平泳ぎに切り替えてなんとか泳ぎきりはしたのですが、、、また5年前を繰り返すの?と泳ぎながらも自問自答していました。

というのもあれから5年、僕はプールに通って継続して泳ぎのトレーニングを積み重ねてきました。

30分でできる「息継ぎなし25mクロール」の超効果
忙しい日々の中で、効率的かつお金をかけないで健康維持したい。そんな人にお勧めなのが「25m息継ぎなしクロール」です。全身の筋肉を使う水泳に加えて酸素供給量を制限することで、体の中を流れる血流量が爆上がりします。ぜひ、健康維持向上させたい方におすすめです。

しかも大会前には、自分にさらなる追い込みをかけて、プールで2000mを2回泳ぎ切りました。

泳ぎながら絶望のふちを彷徨っていましたが、

「そんなわけないと!」「俺はこの大会のために2000mを泳ぎ切ったんだと!」「泳げないわけがない」

自らを泳ぎながら奮い立たせ、レジリエンス(復元力)を発揮します!

そして、息継ぎという壁を一瞬にして乗り越える方法を発見したんです!!

その方法とは、ズバリ!

息を「吸う」ではなく、「吐く」ことを意識する!!ことです。

この発見は自分の中で革命でした。ランナーズハイならぬ、スイミングハイを得た気分でした!

水中で鼻から大きく「吐く」ことに意識を向けると、息継ぎがものすごく楽になり、クロールがほとんど苦にならずに続けられるようになったんです。

それまでは、顔を上げた際に必死で息継ぎしようとして口を大きく開けていたせいで、その分海水が口の中に入ってきたりして、うまく空気を吸えていなかったんです。

息が吸えないのでさらに必死こいて息継ぎしようとすると、それだけ体の動きが大きくなって体力も消耗するという悪循環に陥っていました。

逆に、水中で息をしっかり吐いておくことで、水上に顔を上げたときに力まず、スムーズに自然と空気が吸えることに気づきました。

これを実践できたことで冷静さを取り戻し、体の力が抜けて、腕を前に動かし続ける作業に集中できたんです。

この時、僕は泳ぎながらにしてサッカーの「トラップの極意」を思い出していました。

サッカーでは、飛んできたボールをトラップするときに息を吐いて体の力を抜くと教わります。

そうすることで、ボールの威力を体で吸収して、うまくボールコントロールができるんですね。

つまり、サッカーと同じように水泳の息継ぎにおいてもリラックスが大切だということです。

この発見はまさに僕にとっては九死に一生でした。

スイム「750m×2周=1500m」

ちなみに新島トライアスロンのスイムは750mを2周するコースで、1周目が終わったら一度陸に上がります。

途中で泳ぎがきつくなったとしてもコース上の随所にライフセーバーがサーフボードで待機してますので安心してください。

きつくなったら途中でライフセーバーの助けを借りてサーフボードに手をかけて休憩することもできます。

バイク「40km」の境地〜しまなみ海道150kmの成果

スイムを泳ぎ切れば、あとはバイクとランだけです。

バイクはこれまでずっとやってきたし、ランもマラソンやらトレイルランやらサッカーをしてきたので問題はないと思っていました。

まさにその通りだったのですが、

スイムが終わってウェットスーツを脱いでいるときに左のふくらはぎが吊っていました。

一瞬「あ〜やばいかな」と思いましたが、大丈夫だろうと自分を鼓舞しました。そしてウイダーインゼリーを1本補充してエネルギー補給完了です。

隣で一緒に着替えている人が「キッチー」って声をあげていたので思わず笑ってしまいました。僕も「やばいっすね」と声をかけ、バイクの準備を進めました。

新島のバイクは10Kmコースを4周です。この間、上り坂が途中少しあったりします。終わってみれば90分かかってますが、バイクはなんていうか本当に一瞬のような90分でした。

大会前のGWでしまなみ海道150Kmを走ったことでパワーUPしたのだと思います。

しまなみ海道往復140kmを3日でコンプリートする方法
しまなみ海道往復約140kmの旅をしてきました。1日目:尾道→今治。2日目:今治→大三島。3日目大三島→尾道。尾道駅のすぐそばに自転車組み立て場がバス停のように設置されていたことには少し感動しました。それだけサイクリストにとってこの場所は特別な場所であると同時に、街の皆さんのサイクリングに対する熱意を感じました。

途中で島民の方々が「頑張れ〜」「ファイト〜」って温かく応援してくれたのもものすごく力になりました。新島トライアスロン最高だなって思いました。

声援を送っていたのは島民だけでなく参加者の家族や友人もたくさんいて、僕は勝手に応援してくれている皆さんに感謝していました。

バイクの時に少しエネルギーがなくなってきたと感じたのでもう1本ウィダーインゼリーを摂りました。

バイクの必須アイテム「肘置き」

バイクで感じたのはバイクにつけるアイテムですね。

一つはボトル置き、もう一つは肘置き。

特に、距離が長くなればなるほど、体を起こしていることがキツくなります。

僕のバイクには肘置きがついていなかったのですが、自分スタイルで肘置きスタイルに切り替えたりしていました。

間違いなく、今度参加するときは、この肘置きが必要だなって感じました。

初めて参加する方も、この肘置きはあって損をすることはないと思います。

僕はトレイルランで愛用していたリュックを背負いながら走ったので、ボトル置きについてはそこまで必要性は感じませんでした。

けど、あったほうが確実に楽だと思います。

僕も今度参加するときはつけたいと思っています。

バイク中に一度、尿意を催し、しばらく我慢していたのですがどうしても我慢できなくなり、途中トイレによりました。かなりロスすることになりますがこればかりは仕方ありません。

そのあとも気を取り直して(スッキリして)バイクのゴールを目指しました。

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朝起きて、顔を洗って着替えて自転車に乗って10Km程先にあるスタバを目指す。そこで飲む抹茶TeaLatteを味わいながら思いついたアイデアをひたすら書いたりまとめたりする。僕にとってそれは現代社会の便利さからの脱出であり、人が元来有している野生的な能力を取り戻す一場面だと思う。

新島名物「坂道ラン」

最後、やっとランにたどり着きました。

そしてランが最も僕の得意分野です。もう怖いものはありません。むしろ僕にとっては大好物です!

全部出し切って今日の夕飯は美味しいものたらふく食べよう!と自分を鼓舞しました。

新島トライアスロンのランは坂道です。いきなり結構急な勾配をした上り坂を1Kmくら登ります。

これはなかなかハードでしたが、途中応援してくださる島民の方がまたもや僕の力になって、どんどんスピードをあげていきました。

5Kmコースを2周、海沿いも走るので気持ちよく走れました。もちろん体はきついんですけど、サッカーやトレイルランで鍛えた走力は僕を裏切りませんでした。

裸足感覚で走る心地よさ〜30kmがきつくなくなった!
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とても楽しいランでした。ゴールたすきを切ったときは最高でした。

ゴールしてからは無料露天風呂に入りに行こうかなと足を向けましたが、やっぱりやめてシャワーを浴びて宿に戻りました。

そういえば大会参加する宿の方にゼッケンの付け方を聞いておいて良かったと思います。

トライアスロンはスイムの時はゼッケンはつけなくていいんです。

トライウェアの腰回りにゼッケン紐なるものにひっかけて巻いてればそれでいいみたいです。

大会直前にこのことを知り、僕は普段使ってる腰周りポーチにゼッケンをひっかけて準備しました。

ちなみにスイムの時はナンバーごとの帽子の色分けをしたり、タイム測定のリストバンドをつけたりして大会運営側は管理してるみたいですね。

さらに大会運営について少し触れておきますと、とても管理が行き届いていたと感じました。

一つは小腹を満たしてくれるバナナや水分補給のためのポカリスウェット、さらにマッサージする場所があったりととても充実していました。

スタート会場での女性のアナウンスもとてもわかりやすくて初心者で一人でやってきた僕みたいな人にとってはとてもありがたかったです。

大会後の立食パーティー「出会い」

そして最後に大会後のパーティーです。

夕方17時くらいから始まったと思いますが、アルコールもノンアルコールも食事も充実していました。

中学校の体育館を会場にしていて、丸テーブルがいくつも置かれていて自由に場所を選ぶわけですが、僕は一人参加だったので周りはみんな知らない人たちです。

とりあえず、まだ空きのある丸テーブルを選んで輪に加わりました。

パーティーは司会の進行に従い乾杯が行われ、そのあとは周りの人たちと楽しく会話しながら食事することができました。

やっぱり、同じ目標に向かって行ったある意味で同志みたいなものなので自然と気持ちが緩むというか、コミュニケーションのハードルを一気に下げてくれるトライアスロンの魔法みたいなものを感じました。

3人組の若者のうち一人はトライアスロン初めてで、しかも1ヶ月前に出場を決めたとのこと。

どれだけポテンシャルあるんだよと突っ込みました。すごいですよね。

僕は何年も前からしっかり準備して臨んでいるので、そんな簡単に出場できる大会ではないと思いますが、「あ、おれこれからカフェ行ってくるわっ」くらいの軽いノリでトライアスロンに出てしまうんですから驚きです。

隣にいた50代の男性の方は何回か出場しているみたいで、1ヶ月後も大会に出ると話していました。

今回本当に驚いたのは40代、50代は普通にたくさんいたことです。何なら60代もいたと思います。

トライアスロンってそんなに年配の方がやるスポーツなんだ!っていい意味で刺激をもらいました。

テーブルで一緒になったおばちゃん3人組も多分40代後半だったともいますが、新島に向かう客船で隣にいらっしゃっていたので話しかけてみました。

おばちゃん3人組の内の2人はリレーで参加していたみたいで、スイムのみ、ランのみみたいな感じで出場したみたいです。そんな出場の仕方もあったんですね。

そのうちの一番元気なおばちゃんは全部やり切った方で、去年も参加しているみたいです。新島のランの坂道はきついけど、あれがたまらないんだよね〜って笑ってました。

あと、このおばちゃんに教えてもらったのは、泳いでいるときにたまに前を向いて方向を確認することが泳ぎながら方向を維持するためのコツなんだとか。

「私なんかが分かったようなふりして教えて良いのかしら」と笑っていましたが、とても参考になりましたし、こんな感じで、みなさんフレンドリーでした。

そうそう、トライアスロン繋がりって結構あるみたいですね。

会場内では知り合い同士がたくさんいたみたいで盛り上がってました。

僕は一人できてやってましたが、宿に泊まっていた方達も6人くらいの仲間(チーム?)で参加してました。正直少し羨ましかったりもしました。

トライアスロンで繋がるのも面白そうだって思いました。

そういえばトレイルランの大会に参加した時もこんな風景あったなって思い出しました。

仲間っていいなって改めて感じました。

僕は普段社会人サッカーでボールを蹴っているので、そこには仲間がいます。

走ったり、泳いだりするのは孤独なスポーツだと思ってましたが、仲間と一緒に頑張れるという意味では決して一人ではないんだなって思います。

僕も大会に参加した時は一人でしたが、途中で声援を送ってくれた島民の方やパーティーや宿で知り合ったランナーたちと少なくともあの瞬間は同志であり仲間だったんじゃないかって思います。

また次いつ会えるかわかりませんが、トライアスロンは自然と人と自分に出会える最高の旅です。

これからも僕はトライアスロンを続けていきたいと思っています。

とりあえず目標は年1回出場です!!

これからトライアスロンにチャレンジしようとしている方がもしいたら、一緒に頑張りましょう!!

きっと素晴らしい体験と出会いが待ってます!

See You !!

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