誰でも実践できる人前で上がらずに話せる3つのコツ

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人前で上がらずに話せる3つのコツ

人前で話すのって緊張しませんか?僕は小さい頃からずっと人前で話すことが苦手でした。

なので、みんなの前で堂々と話したり、面白いことを言って笑わせたりする人を羨ましく思っていました。

けれども社会人になると、否が応でも人前で話すことって誰もが避けては通れない一つの試練ではないでしょうか?

人前で上がらずに話すための僕がお勧めする方法が3つあります。

  1. 自分は「バカ」であると言い聞かせる。
  2. 話す前は食べない。
  3. 落語を聞いて寝る。

ちょっと変わったアドバイスかもしれませんが、これら3つは僕の実体験から強くお勧めできる人前で上がらずに話せるコツです。

自分は「バカ」であると言い聞かせる

どうしても他人の言葉で話すとぎこちなくなる

まず、自分は「バカ」であると言い聞かせる。なんですが、

人前で面白く話すのってとても難しいですよね?まぁ別に面白いことを話すことが全てではないですが、どうせ話すなら、聞き手にも楽しく聞いて欲しいじゃないですか。

じゃあ、どうすれば面白い話ができるのか?

簡単です。自分の経験したことと、本心で感じたことをそのまま話せばいいです。

最も公的なことというのは最も私的なもの」という言葉があります。この言葉から僕は、個人の体験や感心こそ、聞き手が最も興味・関心があることなんだと考えるようになりました。

例えば、良くも悪くも、アメリカを騒がせている前大統領のドナルド・トランプが世間から注目され続けているのは、トランプ自身の本心を話すからではないでしょうか。

トランプ自身の本心を聴衆に向けてストレートに言うからこそ、大衆の心に響き、それが彼の圧倒的な人気に繋がっているのだと僕は思います。

そうは言っても、自分の体験したことや感じたことをストレート話すこと、ましてや人前で話すとなると一気にハードルが上がりませんか?

自分の体験や感心というのは自分にとってはとても大切なもので、だからこそ、人に否定されることが怖いんですよね。

けど、僕は他人の言葉を借りて話すことがどうしても苦手でした。

他人の言葉を借りたような当たり障りのない言葉を話そうとすると体が硬くなり、ぎこちない言葉しか出てこなくなってしまうんです。

どうせ人前で話すのであれば、やっぱり自分自身の言葉を発したい!そんな思いを強く持つようになりました。

そしてそれを助けてくれたのが自分は「バカ」であると言い聞かせることだったんです。

自分は「バカ」なんだ。だから、人と違う体験をしているし、人と違う考え方を持っている

そんなふうに考えると、だんだんと心が落ち着いてきました。

言い聞かせるんです。人前に出たときに、「オレはバカ、オレはバカ、オレはバカ」

フィリピンのセブ島で英語スピーチ

僕がこの魔法を最初に使ったのはフィリピンのセブ島に1週間のプチ英語留学したときでした。

この英語学校では1日8時間マンツーマンでフィリピン人から英語の授業があり、卒業する最終日に先生と生徒たちの前で英語をスピーチする機会が与えられます。

僕にとって英語のスピーチは一つの挑戦でした。

まずもって、人前で話すことがそれほど得意ではない上に、自分の言語ではない英語で話さなくてはならないんです。

しかし僕は、せっかくの人前でスピーチする機会を適当にその場しのぎの言葉で逃げたくなかったので、セブ島の英語学校に入学した次の日から、「切ない失恋話」をテーマにしたスピーチ文を練り始めました。

迎えた当日、もちろん僕は緊張しました。

(37歳直前の挑戦について興味のある方はこちらの記事もオススメです)

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サンダルを脱いで壇上へ

セブ島は暑くて常にサンダルで生活していたのでその日も普段と変わらずサンダルを履いていたのですが、スピーチの前に僕は直感的にサンダルを脱ぎました。

まるで歌手の一青窈が乗り移ったのかのように、まるで中島美嘉が僕に助言してくれたかのようにサンダルを脱いで裸足で壇上に向かいました。

実際、地面に直接足をつけることである程度心が落ち着きました。

逆に「なんでサンダル脱いでるの?」と先生たちがざわついたのを覚えています。

うる覚えですが僕は「I want talk about my painful love story・・・」みたいな感じで話始めたと思います。スピーチの内容は自分の特徴のある顔からくるあだ名をネタにした「切ない失恋話」です。

先生たちも同じ日本の生徒たちもみんな笑顔で聞いてくれたこと、そして何より、自分自身の本当の実体験の恥ずかしい一面を人前でさらけ出したことで僕自身の気持ちが昂ったことを強く覚えています。

聞き手は話て手に呼応する

この体験以降僕は、人前で自分の話をすることの怖さを跳ね除けることができました。

ちなみに聞き手というのは、話してのリズムに呼応するみたいです。

話し手が早口で慌ただしく話していると、聞き手の方も慌ただしく感じて話の内容があまり頭に入ってこなくなるんですね。

フィリピンで初めてこの魔法を使ったとき、もしかしたら先生や生徒さんたちは僕の「バカ」さに自分自身の「バカ」な一面を垣間見たのかもしれません。

僕がここで言う「バカ」とはネガティブな意味ではありません。「バカ」さというのは誰もが持ってる「素の自分」の一部です。

この体験は僕に素の自分をさらけ出すことがどれだけ大切かを教えてくれました。

話す前は食べない

続いて、話す前は食べない。について説明します。

特に僕がこの食べない手法を使うようになったのは宴席での挨拶が増えたことがきっかけでした。

仕事の立場上、宴席の冒頭や締めの挨拶で何かしら言葉を発しないといけないのはありがたいことですが、このような場において僕はありきたりな言葉ではなく、自分自身の言葉をちゃんと話すことに気を使っていました。

要は、ありきたりな言葉で聞き手に何も響かない、笑いの一つも起こらないことに僕自身が耐えられなかったんです。

であるならば、たとえ人前で滑ってもいいから本当のことを話そう。自分が感じていることを話そうと常々思っていました。

そのためには頭をクリアな状態にしないといけません。頭をクリアな状態に保つことで頭に言葉が浮かんできます。

そしてそのために気をつけたのが食事です。

食事は思っている以上に物凄いエネルギーを使うんですね。

食べないことによって胃や腸、肝臓への負担を減らし、内臓から細胞をクリアにすることで脳は自然とクリアな状態になります。

ちなみに僕がこの習慣を身につけたのは30代を過ぎてからでした。

書店にもたくさん断食やケトン体に関する本が並んでいますが、人前で話す場においても「食べないこと」の効果は絶大だと実感しています。

そもそも人のエネルギー源にはブドウ糖とケトン体があるのですが、このケトン体というのは、頭の回転を早くしたり脳のレベルを上げたりするのに超重要なエネルギー源です。しかし、ケトン体はブドウ糖が切れてから発動するレアキャラです。

食生活が多様化する現代において断食が推奨される大きな理由の一つはこのケトン体にあるのですが、人前で話すときも、このケトン体をフルに活用するために、前日の夕食や当日の朝食・昼食の食事量減らすことをことを僕は推奨します。

僕の場合、最近は、朝バナナ1本で済ませるようにすることで日々人前で話す機会に備えるようにしています。

(ケトン体について興味のある人はぜひこちらの記事を読んでみてください。)

「食べないこと」のメリット〜ケトン体の魅力を思い知る
僕は年始初めの夕食にカレーを食べて改めて「食べないこと」の大切さを痛感しました。その答えはケトン体にありました。ケトン体は脳の進化させると言っても過言ではないでしょう。では、ケトン体はどのように作られるのか?ケトン体は糖質を極力控え、食事を脂質と野菜を中心にすると体内で作られるようになります。

ちなみに朝食と昼食を抜いてもいきなりエネルギーが切れることはそうありません。

むしろ食べないことで長寿遺伝子というのが働いて逆に元気になるそうです。さらに脳もケトン体によってクリアになるので、頭の中も整理されてきます。

大事な場面で脳をフル回転させるためにもこの手法はぜひお勧めです。ぜひ試してみてください。

落語を聞いて寝る

3つ目の、落語を聞いて寝るについては、短期的ではなくて中長期的に話す力を身に付けたいという人にお勧めしたいと思います。

これ、びっくりするんですけど、本当に力がつきます。ただ聞いているだけなんですけど、

本当に毎日ただ落語を聞いているだけで、自分も落語家と同じように話せるようになるんです。

もちろん、プロとアマチュアの違いがあるので、いきなり落語家になれるわけではありません。

僕は、話上手になるために落語を聞き始めたわけではなく、寝る前に何かを聞かないと心地よく睡眠に入れなかったので、寝る前にYoutubeで立川志の輔さんの落語を流して、聞きながら寝ていたんですね。

そうしたら、気づかないうちに、話す力が向上していたのを実感しました。

なんていうか話に緩急が付いたというか、話始めでどうでもいいような話をして聞き手をリラックスさせる手法というか、自然とそれが自分自身に身についていった感じです。

例えていうならば、関西人はみんな関西人ってとこでしょうか。関西の笑いの文化で育つと自然と笑いが体に染みついていくように、落語を毎日体に取り入れることで自分の中にも落語が芽生えてくる。そんな感じだと思います。

そんなふうに落語を聴くことで、落語の世界が脳に擦り込まれていったんだと思います。

ちなみに「煙突町のプペル」監督の西野亮廣さんも立川志の輔さんの落語を聞きにいくことを一年に一回の自分へのご褒美にしているみたいです。

付け加えて、クラシックやジャズのような音楽を聴くことも脳にとてもいいみたいですね。

僕は上原ひろみさんのジャズをめちゃくちゃ聞いているので、これも一つ、話し方やリズムに良い影響を及ぼしているかもしれません。

人の話ってそんなに聞いてない

最後に、人って、結局、人の話なんてそんな聞いてないんですよね。

宮崎駿監督のアニメ映画は見るけど、つまらないニュース番組は見ないじゃないですか。

つまり、ありきたりで通り一辺倒の内容なんて誰も聞いてくれないんですよ。だとしたら、どうせ話すなら聞き手にの興味を惹くような、面白い話をしたいですよね?

「聞き手の興味を惹くような面白い話?それが難しいから困ってるんじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、実はそんなに難しく考える必要なんてありません。

宮崎駿監督はあるインタビューで「人間が存在しているなぁ。と思ったところに笑いが生まれ」みたいなことをおっしゃっていました。

宮崎駿監督がおっしゃっている、「人間が存在しているなぁ」というのは、素の自分が現れているときのことを言っているんだと思います。

すなわち、人の興味を惹きたかったら素の自分をさらけ出すことがキーポイントなんです。

そして素の自分をらけ出すための手段としてとても有効なのがこれまで述べてきた

  1. 自分は「バカ」であると言い聞かせる。
  2. 話す前は食べない。
  3. 落語を聞いて寝る。

の3つです。

どうせ生きるなら、楽しく生きたいと誰もが願うことですよね。

せっかくの人前で話す貴重な機会です。

誰でも話せるようなありきたりな話でその場を終わらせるのではなくて、自分しか話せない価値のある話をしてみようと勇気を出して挑戦する人を僕は応援したいと思いますし、僕自身もこれからそうありたいと強く思っています。

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では今日はこのへんで。See you!!

オオキ

どうもはじめまして!!

都内在住歴14年、36歳独身(男)、ジョコナルドです。

サッカーをこよなく愛しており、この歳になっても
月2回ほど社会人チームでボールを蹴っています。

ちなみに好きなチームはマンチェスターシティです。
2022〜23年シーズンでついに念願のCL優勝を含むトレブル(この年はプレミアリーグとFAカップも優勝)を達成して僕もシティファンと一緒に喜びを噛み締めました!!

そしてブログのタイトル名はアスリートとして尊敬している世界No.1テニスプレイヤーのジョコビッチ選手からとってきております。

【好きなスポーツ】
サッカー(観るのも好きです)
【2024年の目標】
都リーグ3部優勝
トライアスロン出場
【趣味】
読書&映画鑑賞
サウナ
【旅行で行きたい場所】
ヨーロッパ
特にポルトガル
【興味のあること】
移住(国内外問わず)
結婚(婚活中)
英語の勉強(TOEIC520点)
【行ったことのある国】
ブラジル、タイ、フィリピン、ノルウェー
【好きなアーティスト】
上原ひろみ、菅原小春
【好きな言葉】
「君の値打ちを楽しみたかったら世の中に価値を与えなさい」(ゲーテ)
【保有資格】
小型船舶1級

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