1本500円するバナナの価値
皆さん、1本500円するバナナって、聞いたことありますか?
以前テレビで紹介されてたのをたまたま見かけたんですが、
1本500円のバナナって超高級ですよね。通常のバナナってスーパーでは4~5本の房(ふさ)になって200円前後で売られてるじゃないですか。とすると、1本あたり大体40円〜50円くらいが通常の相場なので、約10倍程価値が高いわけです。
じゃあ、1本500円するバナナって一体どんなもんかというと、見た目はいたって普通なんですよね。
特に大きすぎるわけでもなく、色が変わっているわけでもなく、
じゃあ、何?何が違うの?ってなりますよね。
そう!このバナナ、皮ごと食べられるみたいなんです。
皮ごとーー?
そんなバナナー??
ですよね。
そんなことを思わず口にしてしまいそうになりますね。
口にしてもいいですけど、間違いなく滑って転倒しますので気をつけましょうね。
そう、このバナナは皮まで甘さが凝縮されていて丸ごと美味しく召し上がれるそうです。
朝食はバナナというルーティーンを確立しつつある僕も一度はぜひ口にしてみたいと思っているのですが、実際すごく人気みたいです。
皮ごと食べられるバナナって、常識を覆してますよね?
正直、驚愕です。
確か、北極圏近傍に住むトナカイには体内時計たるものが備わってないみたいなんですけど、この事実を知ったときほど僕は衝撃を受けました。
そもそも体内時計って動物に備わっているのが常識なんですか?と聞きたくなる気持ちもあるかと思いますが、ここでは細かい話は置いておきましょう。この話はまた別の機会にしたいと思います。
冬のノルウェーで見てきたもの
ちなみに僕は以前、冬のノルウェーに一人で旅行したことがあります。そのときは12月の年末だったのですが、ノルウェーって、冬は太陽がほぼ昇ってないんですよね。
日の出が朝の9時、日没が午後3時
北欧の方々が、冬には鬱になる人が多いって聞きましたけど、その理由がわかりました。
わずか5日間の滞在でしたが、僕自身めちゃくちゃ太陽が恋しくなりました。
しかもクリスマスが重なった時期に行ったので、ノルウェーの皆さんは休暇をとってクリスマスは家族のもとに戻られるみたいで、飲み屋さんとかレストランもほとんど開いてないんですね。
日本のように繁華街が年がら年中賑わっているっていうのは、海外では異常なのかもしれません。
そんな日本的な感覚にどっぷり浸ってしまっていた僕にとってはある意味新鮮だったんですが、
太陽がない。ましてや繁華街がない。
こんな現実に直面した僕は、太陽がなくて外がずっと暗いからといって「よし俺も冬眠しよう」というテンションにもなれず
たまたま滞在したホテルの地下にあったジムのランニングマシンでひたすら走ってました。
海外旅行に行って、ランニングマシンで走るやつ、います?
しかも、滞在期間5日間でランニングマシン走行距離60Km達成
こんなやつ、います?
完全にバカですね。
けれども僕は、ノルウェーに知り合いがいるわけでもなく、実際、ホテルの外は閑散としていて飲み屋さんで地元の人たちと知り合うきっかけがあるわけでもなく、はたまた、道端で観光客なのか地元の人なのかわかりませんが、彼らに声をかける勇気もなく
じゃあ、なんのためにわざわざ20時間もかけてノルウェーに行ったのかいいますと
ただ飛行機に乗りたかっただけではありません。
一応ちゃんと目的があったんです。僕のノルウェーに行った目的は、フィヨルドをみることでした。
フィヨルドとは海の入江のことです。
絶景でした。
はい。綺麗でした。
はい。雄大でした。
はい。けど、全然テンション上がりませんでした。
結局、行く季節、間違えたんだと思います。
ノルウェーやそれらの北欧諸国について僕が言えることは、オーロラを見たい人以外は、春か夏、5月~8月くらいに行くべきです。その事を身をもって学びました。
なんたって、僕が体験したフィヨルドは寒さと暗さが相まって、なんだか凍りつくような冷たい印象が強く残ってしまったんですね。
ノルウェーの歌姫〜オーロラ「AURORA」
そうそう、「オーロラ」と言えば、皆さんに知っていただきたいノルウェーの歌姫がいます。
そう!「AURORA」です。今すぐ検索してみて下さい。
彼女はまさに歌姫という代名詞そのものだと思います。
声が透き通ってて綺麗だし、超自然的というか純粋に美しいっていうか
それでいて、見た目も曲も、何より表現が多彩でまるで本当に魔法にかけられたかのような、彼女の歌を聴いていると彼女の世界に引きこまれまれてしまいます。
ノルウェーに行って良かった事を一つだけあげるとすればそれは、彼女を知った事だったかもしれません。ホテルの中にいるときにあまりにも暇でTVをつけたんですが、その時のTV番組でちょうど彼女が歌っているシーンが流れていて僕は彼女の歌声にひとり感動してしまったんです。
しかもその時に歌っていた場所がライブハウスとかではなく、森の中で数人の聴衆者を囲って歌っていたので何ていうか、彼女の魅力が余計にダイレクトに響いたといいいますか、、とにかく素晴らしかったです。
ちなみに彼女の歌の歌詞はほとんど英語なので、そこらへんも馴染みやすいかと思います。たまに日本でも何かのCMの曲で使われてたりして、「あ、オーロラの曲だ」と気づくことがあったりします。
厳しい環境が生み出す超栄養満点バナナ
話がだいぶ脱線しましたが、さて、皮ごと食べられるバナナの話です。
一応言っておくと、ノルウェーの話はこのバナナの話とは一切関係ありません。「寒さ」というキーワードがこれから出てくるんですが、この「寒さ」について考えていたら、かつて旅行したノルウェーの記憶が蘇ってしまい、ついつい話したくなってしまいました。
では、この皮ごと食べられるバナナ、どうやって育てるのかと言うと、極寒の環境下を人的に作為して、そこで一定期間置いて育てるんだそうです。僕の記憶が正しければマイナス60度とかそれくらいの超低温下で!
生命ってとんでもない過酷な環境下においても、どうにか適応する能力が備わっているみたいですね。
この皮ごと食べられるバナナは、極限の寒さに耐え忍ぶべく、防寒態勢を強固にして、この窮地を乗り越える術を身につけたのです。
つまり、通常のバナナは実そのものだけに甘味成分たる栄養分を行き渡らせるところ、この皮ごとバナナは、身の外の皮の隅々にまで甘味成分を含んだ栄養分を供給させ、バナナ全体で甘み包囲網を張るんだそうです。
その結果として、バナナ丸ごと食べられるバナナが完成するそうです。
まさに種の進化ですね。
「最も強いものが生き残るのではなく、変化できるものが生き残る」こんな言葉、ありましたよね。
この皮ごとバナナも、極寒の環境下では、いつも通りの常識は通用しないと危機感を感じ、自ら変化して環境に適応する道を選んだんですね。
そう!「このままじゃダメだ。実だけでじゃなくて皮にも甘さを分け与えよう。みんな、少しでいいから、甘さを分けてくれ」と。例えるならば、ドラゴンボールの悟空が元気玉を放つ前に「みんな、オラに力を分けてくれ」って感じでしょうか。
まあ、細かいことは置いておきまして、見事この窮地を乗り切ったバナナは通常1本50円前後の価値から500円まで10倍も価値を上げしてしまったんです。
そんなこんなでスーパーバナナマンが誕生するわけですが、さすがにこれを知ったらバナナマン日村さんもお手上げですねきっと。こりゃ敵いません。
このような種の進化を逆手にとった栽培方法
面白くないですか?
サウナと水風呂〜価値10倍アップ戦略
僕はこの道の専門家ではないので詳しく知りませんが、こういった知識や技術はおそらく世界中で他の農産物、あるいは農業以外のあらゆる場面でも頻繁に活用されていると思います。
そして僕は、このスーパーバナナを紹介しているTV番組を見て気づいたんです。「この経験、俺にもあるわ!」って
え?君にも?
だよね。あるよね。
そうなんです。
え、どこで?
そう!サウナです。え?違った?
僕にとってはそれは、サウナと水風呂の交代浴の経験だったんです。君には違ったかもしれないけど勘弁してね。
サウナブームが到来した昨今では、僕のようなサウナ愛好者が多くいらっしゃると思いますので共感してもらえると思うんですが、僕たちサウナ愛好者は高温の中に身を置いて、汗をかき、その後、低温の水風呂で体を一気に冷ます。
ある種、苦行のようなこのサイクルを何度か繰り返すことで、体の中の老廃物が排出されて、ほんと頭も体もすっきりするんですよね。
最近はサウナに関する書籍も多く出版されていて、「サウナは瞑想効果がある」とか多方面で推奨されたり、「サウナー」とか言う言葉まで出てきており、様々な「サウナグッズ」なるものも販売されてますよね。僕もそんな一人の「サウナー」として週1〜2で銭湯に足を運び、サウナの恩恵に肖(あやか)っています。
ちなみに僕は、練馬区の桜台駅の近くにある「久松湯」や上野駅または稲荷町駅の近くにある「寿湯」によく行きます。
では、このサウナと水風呂の交代浴によるサイクルを通じて体の中ではどんな現象が起こっているのかといいますと
まず、高温のサウナに浸かることで発汗作用が促され、この発汗作用によって体の中に溜まっている老廃物が排出され新陳代謝が促進されます。
また、自律神経の交感神経が活性化することにより心拍数が増加し、血管が拡張されます。
続いて低温の水風呂に浸かると、血管が急激に縮小して体の中心部から手足の先へと血流が促進されます。
このように血管の拡張と収縮の伸縮の繰り返しによって血流が劇的に向上するとともに、自律神経が鍛えられるそうです。まさに、体の中の細胞の隅々を蘇らせてくれる。そう!まさにエイジング、若返りですね。
僕はこのサイクルをだいたい3回~5回繰り返します。
1回12分サウナ〜水風呂4分〜2回目12分サウナ〜水風呂4分〜こんな感じです。
サウナには大体どの銭湯にも、TV放映がされているので、TV番組を観ながら時間の経過と戦うことができるんですけど、水風呂はなかなかそういうわけにはいきませんよね。
そういう意味で水風呂にある程度の時間浸かるっていうのは、なかなか難しいと思います。
僕は水風呂に大体4分くらい浸かっていますが、大体の人は1、2分でしょうか?
長く浸かれば良いというわけではありませんが、
ある程度水風呂に浸かることは重要です。
冷たい水が苦手という人に対してアドバイスをするとすれば、「体の違う場所に意識を向けさせる」ことです。そうすると、体の動きや刺激に意識が向けられて冷たさにやや鈍感になることに気づくと思います。
舌の運動で首を柔らかくする
例えば僕がやっているのは舌の運動です。
舌の運動って実は風邪予防にも良いって推奨されていること知っていますか?
舌の筋肉を鍛えると免疫力アップに繋がるんだそうです。
しかも舌の動きが滑らかになると滑舌も良くなります。
さらに言うと、首の筋肉のストレッチにもなるんですよね。舌の筋肉って首と密接に関係しているみたいなんです。
僕はどっちかというと、滑舌と首のストレッチの効果に期待しながらこの舌の運動を始めました。
では実際、水風呂に浸かりながら舌の運動ってどうやるの?
口の中で舌をずっと動かす。これだけです。口の中の下の歯茎を左右に舐める。僕はこれを回数を数えながらやっています。大体300回〜500回くらいですね。
あくまでその時々によって異なるので、回数に強いこだわりはないので、4分という時間もあくまで目安です。
またまた脱線しましたが、水風呂で体を冷やす行為は、筋繊維の修復にとってもとても重要なんです。
海外の欧州で活躍する超一流のサッカー選手たちは3日に1回、強度の高い試合をこなしています。そんな彼らは日常的に全身冷却クライオセラピーといったマイナス190度の機器の中に2分間程入って、体の筋繊維の修復を図るそうです。
そうやって日々のハードスケジュールから怪我を予防し、3日に1回おきに最大限のパフォーマンスの発揮させるんですね。
もちろんそれでも、国内リーグだけではなく、各国代表選手として出場する国際試合、それらに伴う長距離移動などの様々な負荷が重なり、数多くの怪我人が発生している現状はサッカー界全体で問題視されています。
その傍ら、2026年のサッカーワールドカップの3カ国共同開催、さらには参加国の増大(32カ国→48カ国)などの決定がなされていて、さらなる試合数の増加に各国の監督や選手たちから懸念の声が多数上がっているのも現状です。
試合観戦は観客のためにあるとも言えるため、その折衷はとても難しい問題ですが、そもそも選手たちのコンディションはどうなるんだ?ってなりますよね。
またまた脱線してしまいました。はい、サウナと水風呂の交代浴に戻りましょう。
サウナと水風呂の交代浴をすると、結論
細胞が蘇ります。
体が軽くなります。
頭がスッキリします。
活力が湧いてきます。
夜もぐっすり眠れます。
つまり人間も、極限の環境下にあえて身を晒すことで自身の価値を10倍高めた皮ごとバナナと同様に
サウナと水風呂の交代浴によって、「細胞の蘇り」といったエイジング効果を手にすることで、自身の価値10倍アップさせることができるんです。ちょっと無理やりもっていきましたが、、
僕は何も、自身の価値を10倍アップさせてやろうと思ってサウナに通っているわけではなく、単純に、サウナと水風呂の交代浴によって日々の疲れがとれる事を直感的にも経験的にも学んでいたからなんですが
約50分〜90分、お金にして約1000程度ですか。
これだけの労力でスーパーサイヤ人級の体の変化を実感できるのであれば、今流行りのサウナブームに乗っかってやろうじゃないかと思いませんか?もうすでに乗ってよっていう方はごめんなさい。流して下さい。
この記事を読んで少しでもサウナに通いたくなったあなた
大切なのは勇気を振り絞って新たな一歩を踏み出すことです。僕も微力ながらそんなあなたの勇気を全力で後押しします。
それではまた次回にお会いしましょう!
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