毎日目標を書き出せ!そうすれば目標は実現する!
「Rollvbahn]ノートと「PURE MALT」シャープペンシル
「Rollbahn」ノートと「PURE MALT」シャープペンシル(以下:「Rollbahn」「PURE MALT」)、この2つは僕が26歳から現在に至るまで愛用している、僕の欠かせないアイテムの一つです。
書くこと、それはすなわち考えることであり
考えること、それはすなわち創造すること。
そして創造すること、それはすなわち生きていくそのものだと思っています。
前述したように、僕は26歳頃から「書く」という習慣を継続していますが、その始まりは確か、「GOAL〜目標を実現するための方法」という1冊の本との出会いでした。
この本の中で著者のブライアン・トレーシーは自身の経験から、目標を紙に「書く」ことの重要性とそれによって期待できる効果について熱く語り尽くします。ざっくり言うと
「毎日目標を書き出せ!そうすれば目標は実現する!」といった感じなんですが、もう一つ重要なポイントを紹介すると
目標を「書く」ことの効果を最大限発揮するコツとして、朝起きてすぐの時間と、夜布団に入って寝る前の時間の2つの時間活用せよ、と言っています。
α(アルファー)波〜リラックス
なぜでしょうか?
人間の脳波にはβ(ベータ)波、α(アルファー)波、θ(シータ)波、δ(デルタ)波のという4種類が存在していることをご存知ですか?
その中でもα(アルファー)波が出ているときというのが、人が最もリラックスしている状態なんだそうです。そして人は、リラックス状態に最も潜在意識にアクセスしやすい状態となります。
潜在意識にアクセスしやすい状態というのは、つまり、自身の願いや実現したいイメージをより強烈に潜在意識に刷り込ませることができる状態でもあるんですね。
そもそも人は潜在意識と顕在意識の2つの意識を有しており、それら2つの意識が日々の選択や行動に大きな影響を与えます。
そして潜在意識は顕在意識よりもはるかに大きな影響を与えるため、潜在意識にアクセスしやすいリラックス状態下、
つまり、1日の中で最もα(アルファー)波が出ている朝起きてすぐの時間と、夜布団に入って寝る前に目標を「書く」ことが効果的ということです。
こんな効果的な方法を知ってしまったからには、実践しない手はないですよね。
実際、僕はこの目標を「書く」というシンプルな行為を実践し、これまで少なからず実現したい目標を達成してきたと思います。あまり大きな声で自慢できるような話のネタはありませんのでその内実についてはここでは省略させていただきますが、、、
「GOAL〜目標を実現するための方法」との出会いもあり、僕にとって「書く」習慣は日常に定着していきました。さらに、目標を「書く」ことだけにとどまらず、
日常の気づき、仕事やプライベートでの経験や書籍から得た知識や技術、僕自身の思考や仮説、アイデアなど、いわゆるセルフコミュニケーションツールとして多くの時間を「書く」ことに費やすようになりました。
特に、26歳の頃に恋愛をして、その恋が実ることはなく失恋したときは信じられないくらいの量とスピードで書くことにただひたすら夢中になっていた自分がいました。
「Rollbahn」「PURE MALT」の魅力
そんな僕は、最初から「Rollbahn」「PURE MALT」ユーザーだったわけではありません。書くことそのものが日常になっていくにつれ、筆記用具についてのこだわりも芽生え、最終的に行き着いた場所が彼らだったというわけです。
ノートであれば、一般的な学習ノートや無印で販売されているような厚紙にコーティングされているノートも試しました。シャーペンはそれほど遠回りせずに「PURE MALT」に行き着いたんですけれども、一時期は鉛筆にハマっていた時期もあり、その時は鉛筆が持てなくなるほど小さくなるまでギリギリまで使っていました。こんな人、たまにいますよね?
何はともあれ、僕は「Rollbahn」「PURE MALT」のヘビーユーザーになるんですが、彼らの何が優れていて、どこに惹かれたのかを一言でいいますと
書きやすい!!この1点です!!
書きやすさ!が本当に最高です。
気がつけば、4年間ほどで50冊程「Rollbahn」が積み上がっていました。まさに「Rollbahn」専用の本棚が必要なくらい。そしてこれまで何本「PURE MALT」を使い尽くしてきたのか。。
はい。それでは、この「Rollbahn」を僕はどう使いこなしたのでしょうか?
僕は、「この気づきは重要だな」と感じたメモ書き部分に星印をつけたり、ノートに項目ごと付箋を貼って整理したり、
背表紙の裏にそのノートを書き終わった日付と付箋に関連するキーワードを付け加えて目次みたいにして、後で読み返しやすいように工夫を凝らしました。
また、好きな言葉や名言・格言みたいなものを書くことも大切にしていたのですが、それと同様に関心のある新聞記事やNUMBERの記事をそのまま切り抜いてノートに貼っつけたりして、「Rollbahn」を自分調に仕立て上げていきました。
こんなふうにノートを自分色に染めていくと一層愛着が湧きますし、思考も豊かに、かつ整理されていくと思います。
こんなふうにして僕は「Rollbahn」「PURE MALT」と共に、セルフコミュニケーションを深め、
その過程において自分の思考が整理されていくこと、
そしてアイデアや発想が広がっていくのを実感しました。そしてさらに面白い発見をしました。
親指の刺激が脳を活性化〜まさに書くことが脳力アップ
「運動」と「脳」の関係
それは、「運動」と「脳」の関係です。
その答えのヒントに触れたのは書き始めて早2ヶ月ほど経った頃です。
そりゃそうだと思うんですが、毎日書いていれば、書くスピードも早くなるし、字も当然ながら少しずつ上手くなりますよね?英会話やタイピングの上達と同じです。
それに加えて僕はあることに気づきました。
字がスラスラ書けるようになるにつれて、思考のスピードと幅が広がっていくのを感じたんです。これは新鮮な驚きでした。
思考のスピードと幅が広がるというのは、別の言い方をすると「脳の成長」とも言えると思います。
すなわち、「書く」行為の上達が、脳の成長を促したんです。
この気づきは次の仮説へと繋がりました。
「書く行為の上達」を「運動能力の向上」と置き換えると、「運動能力の向上」が「脳の成長」に直結するのでは?
中田英寿選手のフィジカルこそ、思考の深さを物語っている
僕はこの仮説を完璧に理解した瞬間があります。(もしかしたら、読者の方には少し、理解しづらいかもしれないのですが、なんとなくイメージしてもらえたら幸いです。)
それは、サッカー元日本代表の中田英寿のあるプレー場面を動画で見たときです。
その場面というのは、中盤付近からドリブルで前方に持ち運んでいる時に、
相手チーム選手に後ろから体を強くぶつけられて、中田選手は一度体が前のめりになって倒れそうになったのですが、
彼の持ち前の強靭なフィジカルを発揮して、倒れることなく体を元の状態に持ち上げて、そのままドリブルで前進するシーンです。
おそらく、中田以外の多くのプロ選手であっても、耐えられずに倒れていておかしくないくらい強いフィジカルコンタクトだったと思います。
このシーンを見た上で、僕は中田英寿の様々なインタビュー動画を見返したのですが、
何ていうか、中田選手の思考がめちゃくちゃ整理されていて、サッカー界における自身や日本の立ち位置、今後の代表の課題についてものすごく客観的に語っていることに感銘を受けました。それまでの僕は、中田はクールで頭良いよな、くらいにしか思ってなかったのですが、前述した僕の実体験と、中田の強靭なフィジカルシーンを目の当たりにした後では、中田に対するリスペクトレベルが格段に高まりました。
そりゃそうだよと!あれだけのフィジカルを持ってるということは、それだけ運動能力が高い。運動能力が怪物級(レベチ)ってことはすなわち、脳のレベルもとんでもないはずだよと!
脳レベルレベチであればすなわち、あれだけ整理された言葉が自然と出てくるよなってわけです。
面白いですね。
確かに周りを見渡してみると、そんな人思いつきません?
現在のサッカー界でも、スペインのレアル・ソシエダでプレーする久保建英選手はおしゃべりかつルペイン語が流暢で有名ですが、彼のプレーの豊かさからも思考の豊かさを垣間見ることができると思います。
もちろん、スポーツ選手に限らず、芸術の世界やビジネスの世界でもおそらく同じようなことが言えるのではないかと思います。思考が整理されている人というのは少なからず、自身の体への感覚や理解について何か優れた点を有しているというのが僕の勝手な自論です。
親指の刺激が脳を活性化〜まさに書くことが脳力アップ
ちなみに「親指を刺激すると脳がたちまち若返りだす」というタイトルの書籍があります。この本は、親指と脳の密接な関係について教えてくれるわけですが、「書く」という行為はまさに親指の刺激でもあるので、それ自体が脳を鍛えているということになります。
読者の方の中には、これまで「書く」という習慣に馴染みななかった人やこの記事を読んで少しでも「書く」ことに興味を感じた人がいるかもしれません。
もしそんな人がいたらぜひ、日常の中の少しでもいいので、「書く」習慣を取り入れてみてはどうでしょうか?もしかしたら「書く」ことが自身の可能性を広げる一助になるかもしれません。
機能は2度作られる
最後に、「機能は2度作られる」という言葉を紹介します。
この言葉は、ある建築家が座右の銘として大切にしていた言葉なのですが、簡単にいうと「何かを作る前にちゃんと計画を立てよう」という意味です。たぶん。
シンプルでとても印象に残っている言葉の一つなんですが、
僕は、「書く」ことが、ここで言わんとする「計画」にあたるんじゃないかと思います。
つまり、言い換えると、「人生でやりたいことがあるのであれば、まずをそれを書き出してみよう」みたいな感じですか。
実現したい未来像があるのであれば、「書く」ことがその未来を手繰り寄せる最良の手段なのかもしれません。
それでは今日はこのへんで!See You!
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